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わたし歩記 それでも、きょうも、歩いてく...

あなたの魂の旅に添乗するカメラマン さとうみゆきの徒然日誌

生花を撮る②

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こちらの作品は、

春一番に吹かれ、揺れる柳の枝が

表現されています。

 

作品の前に立ったとき、

実際に身体がぐらりと後ろに持ってゆかれそうになったくらい、

本当に、それぐらいのダイナミックな躍動感なのです。

 

 

が、写真ではそれが伝え切れなくて、

本当に我ながらがっかりなのです。

 

 

角度を変えたらいいのかな?

曲線部分にフォーカスしたら伝わるのかな?

 

 

あれこれ試してはみたのですが、

どれも、ちがーう!!!(焦)

 

 

他の作品に関してもそう。

 

 

こんなにも作品から

躍動感や、みずみずしさ、恭しさ、

清清しさ、それらを受け取っているのに、

写っていて欲しいものが、

まるで写らない。

 

 

 何故だろう?

 

 

 

通常、自然の中に在る花を撮る場合、

風に揺れる花を撮るとき、

そこには当たり前ですが、

「風」が吹いています。

 

 

 

でも、生花においては、

「風」に吹かれていることになっている花には、

実際に「風」は吹いていないのです。

そう、作品は静止状態。

 

 

 

動いている状態なのに、

止まっている被写体を、

動いているように撮るには?

 

 

あれ?

これって、矛盾してないか?

だって、既に動いている状態で完成してるんだよね?

 

 

そっか!

 

「そのまんま」を撮れば良かったんだ!

 

 

 

生花というのは、

生け手によって、

すでに完成された宇宙なんだ!

 

 

そこにわたし自身の意図なんて

なんにも必要なかったんだ!

 

 

真正面から、素直な心で撮影すれば良かったんだ!

 

 

 

 

そのことに気づいた瞬間、

さらなる気づきが、わたしの元、

矢継ぎ早に降ってきました。

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